2018年2月3日土曜日

2018 確定申告資料つくってみました

 2018年2月。確定申告の季節がやってきました。2017年分も確定申告をしなければならない羽目になりました。

 10年間の住宅ローン減税の適用中なので、どうせ毎年確定申告をしないといけないとの勘違いのもと、2017年分はふるさと納税をワンストップ特例扱いせずに5か所を超えて寄付していました。

 そのためまたもや2018年2月も確定申告をしなければならないことになりました。

ここ何年かで学んだのですが、各申告項目の状況と確定申告有無にあたえる影響は以下の通りということがわかってきました。

住宅ローン減税 初年度は確定申告が必要。会社の年末調整をしていれば次年度以降は確定申告不要。
ふるさと納税
寄付先を5か所以内におさえて、ワンストップ特例を使えば確定申告不要。

雑所得  雑所得(=雑収入ー必要経費)20万円未満の場合は確定申告不要。
 ただし、何らかの理由で確定申告をする場合は雑所得額の大小に関わらず申告が必要。

 3回目の申告なので多少は慣れては来ましたが、やっぱり面倒ですし、雑所得が20万円を超えていないのに申告しなければならないので、できれば確定申告は避けたいものです。

 とりあえず資料作成の方法の概略を残しておきます。

①e-TAX(web版)で提出資料作成
 etaxで検索⇒「個人でご利用の方」⇒「確定申告書を作成する」⇒「作成開始」⇒「書面提出」⇒環境確認等の項目にチェックを入れて「事前準備終了」⇒「所得税コーナーへ」⇒「全ての所得対応」欄の「作成開始」⇒「確定申告書等を印刷して税務署に提出」にチェックを入れて準備完了。
 作業の途中で保存することも可能。作業の再開は「作成開始」ではなく、「作成再開」を選び前回保存した作業ファイルを読み込む。

②給与所得入力
 「給与所得」の「入力する」から進み、源泉徴収票の内容を入力。
源泉徴収票は最終的に添付物として提出。

③雑所得入力
 「雑所得」の「その他」の「入力する」からから進み、得られた副収入額とかかった経費を入力。
 副収入と経費の資料(領収書等)は最終的に添付物として提出。

④寄付金控除の入力
 「寄付金控除」の「入力する」から進み、寄付した金額を入力。
複数件数がある場合は一括で入力が可。「寄付年月日」は任意の一件の日付を入力、寄付金の種類は「都道府県、市区町村に対する寄付金(ふるさと納税など)」を選択、「支出した寄付金の額」は1年間の寄付金の総額、その他の項目は任意の一件の情報を入力。
 「寄付受領証明書」は最終的に添付物として提出。

⑤あとは、流れにそって住所、銀行口座やマイナンバーなどの情報を入力して、出来上がった書類を6枚ほど印刷。
 マイナンバーカードの表裏のコピーは最終的に添付物として提出。

⑥印刷物(三文判の押印が必要)、源泉徴収票、マイナンバーカードのコピー、副収入の収支の資料、寄付受領証明書、などを添付して提出。
 提出は2/16~の、持ち込み、または郵送ですが、2/16以前でも事前に受け取ってもらえる体制もあるようです。

 2018年は、ふるさと納税は5か所以内、雑所得(=雑収入ー必要経費)を20万円未満におさえる、といことで確定申告不要にしたいと考えています。

 また、必要経費は実際に確定申告してみないと資料作成・提出の機会がないのではと疑問がわいたのですが、問い合わせがあった際に雑収入ー必要経費20万円未満だと説明できればよいのではないかと考えています。