2017年4月19日水曜日

ワイパー交換してみました(2017)


今年(2017)もワイパーを自分で交換するためにオーダーしようと思います。













昨年(2016)は適合がよくわからずBOSCH一択で調査して注文しましたが、今年はBOSCH、PIAA、ガラコを調べてみました。適合表は、それぞれこちらから。
BOSCH、 PIAA、 ガラコ

ワイパーは消耗品と割り切ったうえで値段の勝負にしようかと思います。表はX1(E84)の例です。E90,E91あたりも同じかもしれません。

下表はスマホの場合は横画面にした方が見易いと思います。数字(2017/05の"時価")をクリックすると商品例が出ますが、価格は常に変動しているので同じ価格が出るとは限りません。
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フロント(運転席) フロント(助手席) リア
BOSCH A930S(左右セット) (←セットに含む) A333H
(A)3400円+648(送)
(楽)3661+735(送)
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(A)2200+700(送)
(楽)1857+890(送)

PIAA VM371S(左右セット) (←セットに含む) (設定なし)
(A)5760+850(送)
(楽)5950+0(送)
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ガラコ PY-12(運転席) PY-8(助手席) (設定なし)

(A)2428+480(送)
(楽)2430+650(送)

(A)2050+0(同時)
(楽)2050+0(同時)
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一覧にしてみてやっと傾向がつかめました。余談ですが、うまいセールスマーケティングとは消費者に比較しにくくすること、と教わったことがあります。

ポイント1(フロント):
  • BOSCHは最安だが替えゴム設定なし。
  • 二番目に安いガラコは替えゴムあり。
  • PIAAも替えゴムありだけど少し高い。
ポイント2:(リア)
  • 設定があるのはBOSCHのみ。

昨年はBOSCHにしたのですが、違う製品を試してみたかったのと、
替えゴム設定があるということで、今年(2017)はフロントは結局ガラコにしてみました。

最安店は納期が3wkくらいだったので、価格・評判・納期のバランスで今回は以下の店にしました(最安+100円くらい)。このあたりは趣味の世界なので、好きな商品を自分の条件にあうお店から入手すれば良いかと思います。



替えゴム費用は以下の表のような感じでした。来年は替えゴムで済ますことができれば、元が取れる計算です。(ただ....替えゴム交換も、もしかしたらちょっと面倒かもしれないので、BOSCHを定期的に交換していくのが正解かもと思いつつ...ガラコを1年使ってみます。)


替えゴム
BOSCH (設定なし)
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PIAA SUW70E(2本セット)
(A)3155+0(送)
(楽)2352+490(送)
ガラコ Y-12(運転席) Y-8(助手席)
(A)912+480(送) (A)720+0(同梱)


ちなみに、Dの車検・点検で替えられてしまうと1~2万くらいするので、その対策として1年ごとに事前交換しています。昨年つけたBOSCHのワイパーはもうちょっと使えそうな感じではありましたが。

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3日後、早速商品が到着しました。600mmと450mmのフロント2本オーダーしました(リアは2016と同じBOSCh商品なので省略)。








ちゃんと「ゴム交換可」と書いてあります。来年トライします。













付属品でアダプタが5つ付いてきますので、幅広い車種に対応できます。説明書にしたがって選びますがX1(E84)はPT-3を使います。









作業の前に..、ワイパーブレードを外した状態でアームが倒れると危ないので、タオルなどを窓ガラスにあてておきます。










まずは古いワイパーをはずします。BOSCHでしたら昨年の記事を参考に。爪を両側からつまんで、ずらして、はずすだけです。








(以下の作業はGlacoの説明書にも書いてあります。)

「車体のアーム」⇔①⇔「アダプタ(PT-3)」⇔②⇔「ワイパーブレード」という関係になります。アダプタの種類によって、先に「アダプタ」を「車体のアーム」につけるか、先に「アダプタ」を「ワイパーブレード」につけるかが決まってきます。

PT-3の場合は、「アダプタ」を先に「車体のアーム」につけます。逆だとつきません(←ここ大事)。私は基本的に説明書を読まずに作業をしてしまう性格なので、「アダプタ」を「ワイパーブレード」に先に付けてしまって(BOSCHはこっちが先だったので)、「車体のアーム」と接続できず1時間以上悩みました。

①の部分の接続
まずアダプタを引っ張って伸ばします。「アダプタ」と「車体アーム」のツメをあわせます。引っ張ったアダプタを戻します。カチッというまで押して、挟み込みます。


 
アダプタをスライドして伸ばします。





アダプタとアームの爪(赤丸)を先にあわせる。次に先端をあわせる(矢印)。






そのあと伸ばしたアダプターをスライドさせて戻して固定。


「カチッ」









②の部分の接続
作業としては「ワイパーブレード」を「アダプタ」に確実に押し込む(赤丸)だけですが、大事なのは向きです。ワイパーブレードの端にGlacoの文字があるので、ボンネット側から見て右側端(赤四角)に、文字が上下正しく見える方向で設置します。

























いつものことながらわかってしまうと大したことはないのですが、初めてなので少々時間がかかりました。特に説明書を読まずに始めると時間がかかります。

ところでGlacoのウリは撥水ワイパーです。確かに水滴が細かくきれいに窓ガラスに付きます。BOSCHのワイパーだと雨水は窓ガラスにベタっとつく感じです。だからといって、どちらかが特別に見えやすい、見えにくいというわけでもありませんでした。ワイパーが拭いてくれれば見えるという当たり前の状況です。実際のところ、それで必要にして十分なんですけどね。Glacoは高速に乗るとワイパー動作不要とも聞くのですが、たまにしか乗らないこともあり体感できることを楽しみにしています。しばらくの間、運転席はGlaco、助手席はBOSCHのままにして様子みてみます。市内走行では、今のところほとんど差はないと思います。

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    スモールライトのLED化


    スモールライト(通称、イカリング、エンジェルアイ(Angel eyes))が淡黄色で少々古く見えるのでスッキリと白くしたいと思っていましたが、今更感たっぷりですがやっと実現できました。Carly for BMWを使ってデイライト化していることもあり、できれば早めに白くしたいと思っていました。










    情報収集には少し時間がかかりましたが、交換作業は30分もかからずできました。もう一度やることになっても10分もあればできそうです。基本的には家の白熱電球をLED電球に替えるのと同じ感覚(?)です。



    ①バルブ(電球)の種類

    まず白いバルブを購入する必要がありますが、どれを選んでよいか迷います。クルマ用の電球は大きく分けて3種類。ハロゲン、HID(キセノン)、LEDがあります。

    














    ハロゲン

    は淡黄色のバルブ。家の室内等としては電球色と呼ばれて落ち着いて高級感のある色ですが、何故か車のバルブとしては古臭く見えます。

    HID

    (High Intensity Discharged lamp、高輝度放電装置)は白い光で、おそらく3種類の中で最も明るいということですが、高電圧、熱の処理を考慮する必要があり、素人レベルの私には手に余りそうなのでやめました。
    車の場合、電球の中に入っているガスがキセノンなのでキセノンランプとよばれ、一般的にはナトリウムが入るとナトリウムランプ、水銀が入ると水銀灯となります。また、別名ディスチャージランプと呼ばれることもあるそうです。

    LED

    も白い光で、HIDは超えられませんが明るいです。取扱いが楽そうなので今回はこちらにしました。




    ②バルブの規格

    家の電球にはE26とかE17,E12などのソケットの大きさの規格がありますが、クルマの電球にも同様にH1,H3,H4,H8...などがありますが、X1(E84)はH8でした。
















    ③キャンセラー

    ハロゲンに比べてLEDは電圧が低くて済むのですが、クルマ側で電球切れと判断されてエンジン始動時にフラッシング(警告)が起きるので、たいていのLEDバルブ商品は警告キャンセラー付きで売っています。それでもまれに始動時のフラッシングが発生するケースがあるので、始動時の数秒は気にしないか、どうしても何とかしたい場合はコーディング(Carly for BMW など)で対処することになるかと思います。

















    ④色温度(K=ケルビン)

    2000Kとか5000Kとか6500Kとかありますが、数字が小さい方が黄色く、数字の大きい方が白、もっと行くと青白いようです。選択するのが難しいので、白かったという口コミがあればよしとしようと思います。

















    ⑤交換部品用意

    ここまで調べたところで、ネットで評判の良さそうなものを探してオーダーしてみました。ちなみにブランド製品であっても、良い評判と悪い評判があるので、あまりブランド名は気にしない私は、評判を確認しつつ、この製品にしてみました。ブランドものの方は価格が万を超えるのですが、こちらは半分以下くらいの値段でしょうか。正直にいうと、単なる電球ですので、規格を間違えなければつくはずなので、お好みで評判良さそうなものを探してみてください。



    あと、80W商品で出火(?)したとか言うコメントを見かけたので20Wにしました。元のハロゲンバルブのワット数が35Wだったなので、せめてこれは超えない方がよいのかな、と思います。ちなみに品番 1580011212 で検索すると車種別で見つかりますが実は同じ品物が出てきます。H8規格バルブを使ってる車種(E81,E90,E91...)は多いようで品番が同じなので商品はどうも同じものみたいです。商品が届いて確認したところ、どこにもE84の文字はありませんでした。あくまで規格という点ではH8規格。




    ⑥交換作業

    1.フタをあける→2.電球をぬく→3.電源からぬく→4.電源を接続する→5.電球を固定する→6.フタをしめる、という順番になります。特別な工具は不要でした。













    1.↑↑↑まずボンネットをあけて、ライトの裏あたりを探すと、針金状のワイヤーフック(黄色枠)でフタ(赤丸枠)が固定されているのが見つかるはずです。ワイヤーフックを手でずらして、プラスチック製のフタ(10cm四方くらい)を外します。














    2.↑↑↑イカリング(スモールランプ)のハロゲンバルブを車体から外します。写真の赤丸枠の部分を、黄色矢印のように反時計回りに90度回転(6時の方向⇒3時の方向)させ、引っ張ると古いハロゲン電球が抜けます。













    3.↑↑↑古いハロゲン電球の電源のソケットを抜きます。ツメで2か所固定してあるので、優しく外します。折らないように注意。













    4.↑↑↑新しいLED電球のソケットを差し込む(黄色枠内)と、カチッと2か所のツメにはまります。キャンセラーが入っているので総延長はかなり長くなります。














    5.↑↑↑外すときとは逆に、バルブを車体に差し込んだあと90度時計回りに回すと固定されます。写真は電源ソケットが遊んでしまって少し見にくいですが、赤丸枠の黒いシマシマパーツが新しいLEDバルブです。黄色矢印のように90度まわして固定します。

    6.最後にキャンセラー部分、ソケット部分を空きスペースに押し込んで、フタをして、ワイヤーフックで固定して終わりです。



    ⑦完成

    特にフラッシングすることもなく、きれいな白色のイカリングになりました。寂しくなるような暗さを心配していたのですが、全然問題なく十分な明るさでした。デイライト化してずっとつけていたせいか、交換前のハロゲン電球を見てみると黒くススが着いていたので、もうすぐ寿命だったかもしれません。LEDの入っていた箱にしまって、万が一の場合のパーツとして保管しておくことにしました。

















    為替と株価について~有事の円買い?~


    北朝鮮情勢が一時期不透明になっていましたが、ここ数日で多少ですが落ち着いてきたようです。

    円高から円安に向かいはじめた為替と株価の動きについて調べてみました。

    金利の動きも気になるのですが、とりあえず為替と株価についての調査。


    【為替と貿易収支】


    学生の頃には、貿易黒字で得たドルを売って円を買うと円高ドル安、

    貿易赤字になるとドルを買うことになるので円安ドル高になると教わりました。

    その結果、貿易額は為替によって適切に調節されると....。

    でも、実際はそのようになってないようです。貿易収支による為替への影響よりも、

    投資による為替への影響が桁違いに大きいからです。


    アメリカの投資会社/証券会社や日本の生保を含む機関投資家の

    動きを理解することがポイントです。


    【円キャリートレードとリスクオン/リスクオフ】


    ちょっと調べて見たのですが、金利の上下動、物価などの要素を含めてしまうと

    数多くのパターンになりますが、リスクオン/オフに着目すると結構単純化できます。

    また、前提として、日米を含め多くの投資家が金利の低い日本円で

    投資の資金を調達しているとします。

    • 【リスクオン】世界情勢が安定して、米国株を中心に投資にお金がむかう
      • 低金利の日本円で資金を調達
      • ドルに替えることより円安ドル高
      • 米国株に投資
      • ドル建てで安くなった日本株へも投資

    • 【リスクオフ】世界情勢が不安定で、米国株からお金が引き上げられる
      • 米国株を売却
      • ドルを日本円に戻すため円高ドル安
      • 借りていた日本円を返す
      • ドル建てで高くなった日本株も利益確定売り

    さらっと前提として書きましたが、金利の低い円で資金調達して各国で

    投資をすることを円キャリートレードといって、

    特にリスクオフ時の動きは円キャリー取引の巻き戻しと言います。


    この前提になっている円の低金利が続く限り、同じ傾向が続くのではないかと思っています。

    前提である金利、特に日本の金利の潮目が変わる条件と影響については、

    また別途調べてみたいと考えています。


    【国債格付けと財政収支、貿易収支】


    日本円(国債)の格付けが低いとか、日本の財政破綻の可能性があるとかは、

    短期的には全く関係ありません。余談ですが、私は日本の財政は破綻ではなく、

    長期的にはインフレに進み、いわゆる国の借金がチャラにされると思っています。


    また、リスクオフ時のお金の流れに見るように円安=日本株高は正しいのですが、

    円安になると日本の輸出関連企業が儲かるため株高というのは正しくありません。

    日本の輸出依存度はかなり前から15%前後で推移していて、

    既に貿易依存でなく内需依存型の経済になっているからです。


    【有事のドル買いは昔の話?】


    以前の環境だと北朝鮮のように地政学的な不安定要因が

    増大すると有事のドル買いになりそうなものですが、

    最近の経済環境のもとだと、円キャリー取引の巻き戻しのため、

    逆にドル安になります。(有事の円買い)


    ここ何日かは北朝鮮の喫緊の危険性は低下したという判断で、

    さらに2017Q1の四半期決算発表でも好決算であったGoogle株、

    Amazon株を中心に米株が上がり、リスクオン状態になっています。


    【日本の投資家からみた為替と株価】


    ここ2~3年の間は、日本株は為替と連動して上下しつつ、

    16,000円~20,000円のレンジを脱出できません。












    ちなみに米国株は為替に連動しつつも株価だけ上方に乖離してきています。











    日本の投資家から見ると海外への投資も考えたい状況ですが、

    持っている円を最大化するという目的においては、

    ドル安=米株安=日本株安のトリプル安のリスクが気になる状況です。

    トレードオフの関係になってくれれば、リスクヘッジもできるのですが...。

    【最後に】

    ここまでは何となく理解できるのですが日米の金利が絡むと

    よくわからないので、もう少し調べて勉強しようと思っています。

    ちなみに私は基本的に投資はしませんが、

    身銭を切らないと経済の動きがわからないので、

    米国株を二種類だけ最低単位で保有するくらいで様子見しています。

    (追記:為替と株価の関係の調査していたら、AdがFXだらけになってしまいました。ついでにキャッシュバックキャンペーンの仕組み(CB額と必要経費)の研究をしたので次の記事にまとめておきました。)

    2017年4月18日火曜日

    キャンペーン事情調査〜検証メモ〜


    趣味でやっているクルマのメンテナンスにかかる費用なのですが、まあ、家計から出してしまえばよいのですが、妻のムシの居所が悪いと嫌味を言われたりします。それならば、自分でお小遣いを稼いでしまえということでちょっと調べてやってみました。

    【スマホCB案件消滅】

    格安スマホがだんだんと身近なものになってきたせいか、大手キャリア契約でのCB案件が無くなってきました。以前は2年ごとに、最新機種にした上、2桁万円のキャッシュバック(CB)までGet出来ていました。

    ちなみに2年前に契約した条件が良かったので、現在の運用は4人でauガラケーx2台、auスマホx2台、ルーターx2台(+iijmio sim)を使って、月々iijmioのファミリープラン2,560円/月(max3枚まで、計10GB/月)+au通話料少々だけです。通話基本料はau学割でほぼタダ、家族間通話は無料、auのデータ通信契約は解約(*昨年あたりからこの解約もダメになったみたいです)してあります。

    今月来月が解約月なので、ライフハック観点でこのところのスマホMNPキャンペーンをみてみましたが、キャリアのCB案件どころか、格安会社でも今より良い案件は見つけられませんでした。安倍さん、高市さんの「携帯料金下げます」政策は実現してきているものの、我が家にはあまり恩恵はなく、2年に一度のお楽しみのお小遣いがなくなってしまいました。

    【キャンペーン調査(FX編)】


    スマホがダメならというわけではありませんが、最近FXのxx万円キャッシュバックのようなものが目につくので、少し調べて見たところライフハック的にも興味深いものを見つけることができました。このところ、為替と外国株式の関連性を調べていたのでFXのadvertisingが出るようになってしまっていたようです。

    いずれもFXに興味を持ってくれる人を増やせたらというお試しの口座開設キャンペーンだと思います。最初に結論の数字の一覧から。おさえておきたいポイントは、その後に記します。

    会社名 キャンペーンCB額(①) 想定費用試算(②) 差引入手額試算(③)
    JFX(マトリックス) 10,000 2,400 7,600
    DMM証券.com 20,000 15,000 5,000
    外為JAPAN 20,000 15,000 5,000
    SBI FX trade 500 0 500
    GMOクリック証券 3,000 3,000 0
    (スマホは横にして表示させて下さい。)

    もしいくつか試していくとしたら順番的には JFX→DMM→外為→....という感じでしょうか。3つやるとそれなりのお小遣いが残ると思います。

           

    【キャンペーンCB額①】


    ①のCB額は、取引した量(Lot数、後述)に応じて変わりますが、円/ドルキャンペーンのうち差引入手額が最大になると思われるパターンの収入を①として記しています。各社のCBの最大額とは異なります。円ドル以外のキャンペーンは②のノウハウがないので除外してあります。円ドルの通貨ペアの手数料の低さと、変動の小ささが、試算のポイントになるので、円ドルのみでしらべています。他の通貨ペアに興味のある方は調べて見てください。

    【想定費用試算②】


    ②の想定される費用については、キャンペーン額を得るために必要な
       取引の量(Lot数) x 手数料相当額(スプレッド)30円
    で試算しています。(Lotの考え方が違う会社は適宜補正済み。)

    1ドルを買った(新規取引)後に、その残高を売る(決裁取引)、往復の取引をするために必要な手数料に相当する売買為替差額をスプレッドと言います。ほぼ、どの会社も1ドルあたり0.3銭程度だと思います。1万ドルあたり30円程度←大事な数字。80万通貨(80万ドル)がキャンペーンの条件だとすると、2,400円が費用になるとして試算。

    他に、手数料(スプレッド部分)以外の純粋な売買損益が、プラスになったりマイナスになったりします。ただし、超短期売買の数秒から数十秒間隔だと円ドルはあまり変化しないことが多いみたいで、かつ、値動きがランダムウォークに近いせいか、私の場合は純粋な売買益の合計は±0(のべ30Lotあまりの往復取引の時点で+162円)近くに収束していきました。(大数の法則)

    【知っておいた方が良い言葉】


    買ってから売るまでの間の残高を建玉(たてだま)と言います。

    取引単位は通常1万通貨単位を1Lotとして数えます。例外的に千ドルを1Lotと呼ぶ会社も一部ありますが、普通は1万ドル単位の売り買いを何回やるかというのがLotです。

    売買の最低額(単位)は実は会社によって異なり、1Lot単位や0.1Lot単位、場合によっては1ドル単位という会社もありです。

    1Lot(1万ドル相当)といっても実際に約110万円も用意する必要はなく、普通は25分の1の5万円弱を証拠金として入金しておくと、1万ドル単位の取引が可能となります。考え方としては、損が出た場合に備えて損失額を充当できる分だけは念のため置いておいてネ、ということだと思います。よっぽどの急変があったり、長期保有しないと、そうはならないと思っています。

    CB条件に最低入金額や残高を指定しているところがありますが、たいてい5万円か10万円程度だと思います。入出金手数料も無料なので、もうやらないとれば、そっくりそのまま自分の口座に戻せます。

    超短時間で売買してみると思っていたほど値動きはしないと思います。まあ、1Lot(または0.1Lot)の単位の売買の大きさというのが心理的ハードルなので、CBはそのくらいの単位の売買をするハードルを越えてもらうためのインセンティブかなとも思っています。

    【差引入手額試算③】


    キャンペーンCB額①から想定される費用②を引いた額を入手額の期待値(③)としています。先に述べたように超短期売買を想定して、手数料相当以外の実質的な売買損益は差引0円とした場合の試算です。

    【最後に】


    ライフハック的な観点で考察して実践してみた結果です。FXなんて興味がわかなかったよ、という人は、キャッシュバックもらって、やめるのも自由ですし、別に勧誘などもありませんでした(株とは違って勧誘されて取引する性質のものでもありませんし)。興味があれば、差し引き収益を元手に、さらに勉強しつつ自分にあった会社を選んでいくというのも手だと思います。

    自分の経験と調査にもとづいて、なるべく正確に試算したつもりですが、キャンペーンは時期によって内容が変わることもあるので、確認してから始めて下さい。