2017年4月18日火曜日

キャンペーン事情調査〜検証メモ〜


趣味でやっているクルマのメンテナンスにかかる費用なのですが、まあ、家計から出してしまえばよいのですが、妻のムシの居所が悪いと嫌味を言われたりします。それならば、自分でお小遣いを稼いでしまえということでちょっと調べてやってみました。

【スマホCB案件消滅】

格安スマホがだんだんと身近なものになってきたせいか、大手キャリア契約でのCB案件が無くなってきました。以前は2年ごとに、最新機種にした上、2桁万円のキャッシュバック(CB)までGet出来ていました。

ちなみに2年前に契約した条件が良かったので、現在の運用は4人でauガラケーx2台、auスマホx2台、ルーターx2台(+iijmio sim)を使って、月々iijmioのファミリープラン2,560円/月(max3枚まで、計10GB/月)+au通話料少々だけです。通話基本料はau学割でほぼタダ、家族間通話は無料、auのデータ通信契約は解約(*昨年あたりからこの解約もダメになったみたいです)してあります。

今月来月が解約月なので、ライフハック観点でこのところのスマホMNPキャンペーンをみてみましたが、キャリアのCB案件どころか、格安会社でも今より良い案件は見つけられませんでした。安倍さん、高市さんの「携帯料金下げます」政策は実現してきているものの、我が家にはあまり恩恵はなく、2年に一度のお楽しみのお小遣いがなくなってしまいました。

【キャンペーン調査(FX編)】


スマホがダメならというわけではありませんが、最近FXのxx万円キャッシュバックのようなものが目につくので、少し調べて見たところライフハック的にも興味深いものを見つけることができました。このところ、為替と外国株式の関連性を調べていたのでFXのadvertisingが出るようになってしまっていたようです。

いずれもFXに興味を持ってくれる人を増やせたらというお試しの口座開設キャンペーンだと思います。最初に結論の数字の一覧から。おさえておきたいポイントは、その後に記します。

会社名 キャンペーンCB額(①) 想定費用試算(②) 差引入手額試算(③)
JFX(マトリックス) 10,000 2,400 7,600
DMM証券.com 20,000 15,000 5,000
外為JAPAN 20,000 15,000 5,000
SBI FX trade 500 0 500
GMOクリック証券 3,000 3,000 0
(スマホは横にして表示させて下さい。)

もしいくつか試していくとしたら順番的には JFX→DMM→外為→....という感じでしょうか。3つやるとそれなりのお小遣いが残ると思います。

       

【キャンペーンCB額①】


①のCB額は、取引した量(Lot数、後述)に応じて変わりますが、円/ドルキャンペーンのうち差引入手額が最大になると思われるパターンの収入を①として記しています。各社のCBの最大額とは異なります。円ドル以外のキャンペーンは②のノウハウがないので除外してあります。円ドルの通貨ペアの手数料の低さと、変動の小ささが、試算のポイントになるので、円ドルのみでしらべています。他の通貨ペアに興味のある方は調べて見てください。

【想定費用試算②】


②の想定される費用については、キャンペーン額を得るために必要な
   取引の量(Lot数) x 手数料相当額(スプレッド)30円
で試算しています。(Lotの考え方が違う会社は適宜補正済み。)

1ドルを買った(新規取引)後に、その残高を売る(決裁取引)、往復の取引をするために必要な手数料に相当する売買為替差額をスプレッドと言います。ほぼ、どの会社も1ドルあたり0.3銭程度だと思います。1万ドルあたり30円程度←大事な数字。80万通貨(80万ドル)がキャンペーンの条件だとすると、2,400円が費用になるとして試算。

他に、手数料(スプレッド部分)以外の純粋な売買損益が、プラスになったりマイナスになったりします。ただし、超短期売買の数秒から数十秒間隔だと円ドルはあまり変化しないことが多いみたいで、かつ、値動きがランダムウォークに近いせいか、私の場合は純粋な売買益の合計は±0(のべ30Lotあまりの往復取引の時点で+162円)近くに収束していきました。(大数の法則)

【知っておいた方が良い言葉】


買ってから売るまでの間の残高を建玉(たてだま)と言います。

取引単位は通常1万通貨単位を1Lotとして数えます。例外的に千ドルを1Lotと呼ぶ会社も一部ありますが、普通は1万ドル単位の売り買いを何回やるかというのがLotです。

売買の最低額(単位)は実は会社によって異なり、1Lot単位や0.1Lot単位、場合によっては1ドル単位という会社もありです。

1Lot(1万ドル相当)といっても実際に約110万円も用意する必要はなく、普通は25分の1の5万円弱を証拠金として入金しておくと、1万ドル単位の取引が可能となります。考え方としては、損が出た場合に備えて損失額を充当できる分だけは念のため置いておいてネ、ということだと思います。よっぽどの急変があったり、長期保有しないと、そうはならないと思っています。

CB条件に最低入金額や残高を指定しているところがありますが、たいてい5万円か10万円程度だと思います。入出金手数料も無料なので、もうやらないとれば、そっくりそのまま自分の口座に戻せます。

超短時間で売買してみると思っていたほど値動きはしないと思います。まあ、1Lot(または0.1Lot)の単位の売買の大きさというのが心理的ハードルなので、CBはそのくらいの単位の売買をするハードルを越えてもらうためのインセンティブかなとも思っています。

【差引入手額試算③】


キャンペーンCB額①から想定される費用②を引いた額を入手額の期待値(③)としています。先に述べたように超短期売買を想定して、手数料相当以外の実質的な売買損益は差引0円とした場合の試算です。

【最後に】


ライフハック的な観点で考察して実践してみた結果です。FXなんて興味がわかなかったよ、という人は、キャッシュバックもらって、やめるのも自由ですし、別に勧誘などもありませんでした(株とは違って勧誘されて取引する性質のものでもありませんし)。興味があれば、差し引き収益を元手に、さらに勉強しつつ自分にあった会社を選んでいくというのも手だと思います。

自分の経験と調査にもとづいて、なるべく正確に試算したつもりですが、キャンペーンは時期によって内容が変わることもあるので、確認してから始めて下さい。

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