(2017/1月現在の情報として、2016年分の確定申告をする際はマイナンバーも必要となりました。)
昨年(平成26(2014)年所得分)に初めて確定申告をした際、
妻に行ってもらったのですが、住宅ローン減税初年度は、
住民票が必要ということを忘れており、
トータル3回行ってもらうことになって申し訳なく思っていました。
その際税務署で「国税電子申告・納税システムe-Tax」
のことを聞いてきてくれたので、今年(平成27(2015)年所得分)は
パソコン使ってネットから自分で確定申告書を
作ってみようと思いトライしてみました。
完全電子申請となる「e-Taxにより税務署へ提出」は、
カードリーダを用意するなど、ハードルが少しあるのですが、
「申告書を印刷して税務署へ提出」するところまでは
やっておいて損はないと思います。
ある程度システムで数字の計算とチェックをしてくれます。
1度目はちょっと骨が折れますが、次年度からは前年分を読み込んで、
数字を少し変えるだけのはずなので、ふるさと納税を続ける 人は
やっておく価値はあると思います。
「国税電子申告・納税システムe-Tax」で申請書作成
用意するもの
- 源泉徴収票
- ふるさと納税の「寄付金受領証明書」(名称は自治体で様々)
- 銀行口座情報(還付金の受取り口座)
- マイナンバー(マイナンバーカードの写し、または通知書+免許証など) 《←2016年分の確定申告より必須となりました。》
ホームページから情報入力
Googleで「e-tax」で検索
→「個人でご利用の方」
→「確定申告書を作成する」
→「作成開始」
→「書面提出」
→「環境確認」
→「所得税コーナー」
→「給与・年金の方」 (アフィリエイトなど雑収入がある場合は「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)」)
→「確定申告書を印刷して税務署へ提出」
あとは、順番に源泉徴収票の内容、
「寄付金受領証明書」「口座情報」
の内容などを入力します。
ふるさと納税の証明書は住所と
自治体名を入力するところがあるのですが、
件数が多い(3件以上)場合は省略可能だそうです。
途中保存が何度でも出来るので
ファイル名を変えて保存しておくと安心です。
最後にPDFが作成されるので、
印刷をして確定申告書作成完了です。
確定申告書送付
印刷した「確定申告書第一票」「確定申告書第二票」「添付用紙台紙」
「添付物(源泉徴収票(本紙)、寄付金受領証明書(本紙)、マイナンバー(コピー))」
を税務署に郵送、または持ち込んで提出します。(以上!!)
注意事項
まず源泉徴収票が見つからずひと騒ぎ。
12月の給与明細のタイミングでもらっているはずなので何とか探しだしました。
「給与・年金の方」を選ばずに「すべての所得対応 」を間違えて選んでしまい、
全部入力した後に20万円超納税してくださいというメッセージが出てきてしまい、
そこでやっと間違いに気づき最初からやり直しました。
(2017年1月補足:どちらでも同じ数字になるはずのようです。雑所得がある場合は「全ての所得対応」で作成しますが、アフィリエイトなど雑所得がなければ。「給与・年金の方」を選んだ方が簡単です。)
確定申告書を印刷する際に、つい何か月か前に買ったPCに
最初からインストールされているAcrobat readerを使ったのですが、
数字が非表示、文字化けで、印刷できないという現象が起きました。
最新版Acrobat readerをインストールしなおしたら、無事印刷できました。
住宅ローン減税
2年目からは住宅ローン減税は還付金として戻ってきません。
既に源泉徴収の段階でマイナス処理されて減額されて徴収されています。
確定申告後にもらえる(戻ってくる)と思ったので、勘違いでしたが、ちょっとがっかりでした。
ふるさと納税はどこから返ってくる?
所得税還付
ふるさと納税は所得税では全額還付されません。
(寄付金-2000円)x税率(所得により20%とか)だけしか所得税の還付金として口座に振り込まれません。
確定申告してからだいたい1か月くらいで、遅くともG/W前くらいでしょうか。
住民税控除
残りのほとんどは住民税から減額されます。
税金の「還付」で返金されるのではなく「控除」(住民税減額)です。
住民税課税通知書が6月頃に届くと思います。
この通知書で確認できますが、
実際に減額されるのは6月から翌5月の給与となります。
確定申告による所得税還付額が少なくて
計算間違いかなと思っていたのですが
6月以降なったらに住民税から引いてもらえるわけです。
ふるさと納税の限度額確認
あわせてふるさと納税の可能額も確認しておきました。
ふるさと納税の紹介サイトから
試算用のエクセルをダウンロードして
源泉徴収票の数字を入れてみました。
eTaxページで作った確定申告書の
数字ともマッチしていたので、今年(2016)の
ふるさと納税の最大限度額が確認できました。
昨年概算で計算した時より+1.5万円ほど
いけそうなのがわかりちょっとうれしいです。
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