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寒い冬の時期に毎日使っているお気に入りがあります。
カイロなのですが、使い捨てカイロでなく
燃料であたためる本当のカイロ(懐炉)です。
昔はハクキンカイロが有名でしたが、
最近はZIPPOからハンディウォーマー
という名前で販売されています。
もしかしたらOEMでしょうか。
使い捨てカイロは気温が極端に低いと
あまり温まらなくなってしまいますが、
ハンディウォーマーは燃料を使って
いるので、ガンガンに温まります。
燃料はコンビニでも買える
ZIPPOのライター用オイルです。
でもこのオイルは燃えているわけではありません。
白金の触媒によって、オイルが分解される際に熱が出ます。
オイル(ベンジン:主成分ヘキサン)は反応すると酸素と結びついて
二酸化炭素と水蒸気になるので、とてもクリーンです。
化学式にするとこんな感じです。
2C6H14 + 19O2 → 12CO2 + 14H2O
白金(Pt)は触媒なので反応式に出てきません。
ちなみに燃焼の化学式も同じなので、
発熱のエネルギー量は相当大きいはずです。
持続時間比較
[ハンディウォーマー]
1ml=1時間くらいで、24ml入るのでほぼ1日持ちます。
[使い捨てカイロ]
20時間くらい(40度以上)。最初は温かいですが、
温度はだんだん下がってきます。
コスト比較
[ハンディウォーマー]
本体 + オイル(133ml) + 計量カップ + フリース袋 3100円くらい(アマゾン)
オイル 355ml 700円くらい(ドンキ)
[使い捨てカイロ]
30個 1139円(アマゾン)
つけ方
- 注油カップに必要量のオイルを注ぐ(1ml=1時間換算)
- 注油カップのオイルを本体に入れる
- 火口をライターであぶる
- キャップを取り付けフリースに入れれば完了
点火にひと手間かかりますが、これも慣れると楽しくなります。
その他
- 火口を本体から外すと消すことができます。
- 寝る前に点火してアンカ(湯たんぽ)代わりにして、オフィスに着いたら消しています。
- 使用時間の調整は正確には出来ませんが、慣れると注油量で変えられます。
- 火口を触ったり、オイルを入れすぎて濡らしてしまうと、温度が上がらなくなります。
- 火口はハクキンカイロ製に変えた方が温度が上がるような気がします。
- 燃料は、ZIPPOのオイル、または ハクキンカイロ専用ベンジンがメジャー。
- コーナンのライターオイル(lighter fluid、エア・リアル社)も、
- たまに使いますがZIPPOオイルに比べると持続時間が短いです。
- ちょっと割高ですが、コンビニでもZIPPOのライター・オイル手に入ります。
エアリアル
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