2016年1月8日金曜日

円錐角膜ってご存知ですか

円錐角膜について



実は何年か前から円錐角膜と診断されています。

いきなり病気の話ですが、目は大事だというお話ですのでおつきあいください。

目の最前面の部分が薄くなって眼球がとんがってくる症状です。

特徴としてはこんな感じのようです。
  • 近視、乱視を伴う 
  • メガネやソフトコンタクトレンズでは視力が矯正しにくくなる
  • 特に夜間の視力が落ちる
  • 老眼の進行が早くなる
  • 物が何重にも見える
  • 発症の多くは思春期
  • 1000人に一人程度の症状
  • ハードコンタクトレンズで治療する
  • 10-15%はレンズでの矯正ができなくなる
  • 重症になると目の先端がさらに薄くなり破れることもある
  • その場合は早期の角膜移植が必要
  • 明確な原因は解明されていない
  • 左右の眼に発生するが左右非対称
  • アレルギーとの関連がありアトピー症状の合併が多い 
  • 初期段階では乱視と診断されることがある
  • まぶしさを感じることが多い 
  • レーシックはできない 
  • クロスリンキングという目のコラーゲンを固くする手術が近年出てきた
私の場合ソフトコンタクトレンズを長年にわたって使用していました。

若い時はあまり綺麗でない手で扱っていたかもしれません。



それからアトピー持ちだったので、目をこすっていた時期がありました。

(今回の話とは関係ありませんが、アトピーに関しては年取ったら全快してしまいました。

その話はいつか書きたいと思います。)



また、いま思うと、ある日ゴルフをしていた時、あまりにも空気が乾いていて

ソフトレンズの調子が悪く、コース上でレンズを捨ててメガネに替えたのですが、

そのとき目の表面がはがれてしまったのではないかという痛みを感じたことがあります。

因果関係はよくわかりません。



また、ある時期から比較的視力のあった右目に乱視が入るようになりました。

いまでは両目とも乱視が入っています。

(ハードは眼球表面を均一化する効果があるので、ハードには乱視要素は入れていません。)



何年か前に、もう(ソフト)コンタクトをやめたくなり、

眼科でメガネの処方箋を作ってもらおうとした際に、

円錐角膜と診断され、その場でハードコンタクトを処方してもらいました。



最初はハードコンタクトはつらかったですね。

なかなか目が大きくあけられず、いつも人から寝不足なのかと聞かれていました。



でも半年くらいして慣れるてくると、ソフトより全然酸素を

通すので一日中していても苦になりません。

寝るときだけはずす感じです。

余談ですがハードにして1年くらいしたら一重瞼が二重になってしまいました。



いまのところ、ハードをしていれば生活に支障はなく、

ソフトよりもハードの装用の方が長時間装用という点で楽になってきたので、

深刻さがあまり感じられなくなっています。



引っ越しに伴い病院を変えて現在は

(東京都)に2回ほどお世話になりました。

円錐角膜の権威らしいのでしばらく信じて通ってみようと思います。


ハードレンズは治療というより、悪化させないためのものなので、

老後にむけて眼は大事にしていこうと思っています。

みなさんも若いうちから目は大事にしてくださいね。


しかしなぜこの治療用コンタクトは保険適用にならないのだろうか。

ソフトより長持ちする傾向はありますが、ハードレンズはそこそこのお値段いたします。